名も無きわたしとBUCK‐TICK

BUCK‐TICKについてあれこれ綴る自己満足のお部屋

そう、グレイスだ!

BEST OF THE SUPER Jr.31 いよいよ決勝戦。準決勝に残った4人のうち誰が決勝に進んでもいいかなと思えたけど、やっぱり石森太二エル・デスペラード強い。どちらが優勝するのでしょうか。今年の大会は個人的には外国人選手達の試合が楽しかった。クラーク・コナーズいいですね。なんといっても表情がよい。そして強いのはもちろんだけど観客を煽るのがうまいからまたおもしろい。日本人選手ではHAYATAですかね。また新日本のリングで観たいです。アキラが途中欠場したのは残念だったけれど、本人もくやしかっただろうね。試合が進むにつれて選手達にテーピングがどんどん増えていって、改めてリーグ戦の過酷さを感じた。

そんなわけで「十三階は月光」の感想。BUCK-TICK初のコンセプトアルバムってことで、これは今井寿からあっちゃんへの愛の証ってことでよろしいでしょうか。まずタイトルがロマンティックで素敵です。BUCK-TICKが表現するゴシックはおどろおどろしくなりすぎないところがよいですね。とても好みです。

歌詞カードをめくっていくとメンバーの姿が。よく「親きょうだい顔が似てるねー」とか言ったりするけど、こういうゴシックの世界観ではすごく不気味にみえる。アニイとユータがいい味出してます。「キャンディ」の MV でもこの二人はいい感じですね。

そしてこの時の今井寿ヒソカに似てる。ヒソカ気持ち悪いよね(^^;)これすごく褒めてます。

「降臨」すきです。産まれたのは悪魔の申し子でしょうか。「目覚めるがいい~」部分、歌詞のとおり外道が声高らかに歌うようでとてもよい。あっちゃんの「産声~」の歌い方すき。

「道化師A」これ、ものすごく櫻井敦司って感じがする。いや、あっちゃんのこと知らないんだけどさ(^^;)知らないんだけれどもね、でもなんか櫻井敦司ってこんな人な感じがするの。わたしはこの曲とてもすきです。

あとやっぱり「DIABOLO - Lucifer -」がすき。あの気だるい退廃的な雰囲気が最高です。

全編通して「櫻井敦司をご堪能あれ」です。ある意味ソロ?的な。とてもBUCK-TICKっぽいし、BUCK-TICKっぽくない不思議なアルバム。いつもは5人それぞれの個性を合わせてこそのBUCK-TICKの音楽なんだけど、このアルバムは4人が個性を最小限にして、櫻井敦司の持つ世界観を最大限に演出したような感じ。あまりあっちゃんの容姿ばかりを褒めるのはすきではないですが、やはりあの人の声と美しさはBUCK-TICKの世界観に大変な説得力を持たせていると思います。このアルバムは櫻井敦司以外では成立しないでしょう。すばらしい。しかしあっちゃんってモテてそうでモテてなさそうな人だよね(^^;)